クリニック見学⑪

今日は、看護師でDr.Vodder式MLD/CDT認定セラピストとして、大阪の治療院でリンパ浮腫の保存療法をされているⅠさんです。

 ベルズハウス Dr.Vodder式 リンパドレナージ (uedahitomi.jp)

当院の看護師が圧迫療法などの勉強、相談させてもらっている縁で今回の訪問となりました。

さらに今回は実際に Ⅰさんが治療院で治療されている患者さんの手術を見学されました。大学病院で一度リンパ管静脈吻合(LVA)をされたようですが、もうよいリンパ管があまりないから、次回はリンパ管移植をすすめられていたとのことです。

術前に超高周波エコー(MD Vevo)をすると、症状の強い前腕に状態の良い拡張したリンパ管があり、リンパ流の再建をすることができました。

超高周波エコー

このように、ICG(蛍光リンパ管造影検査)だけでは見つけられないリンパ管も“超高周波エコー”であれば見つけることが可能です。

今後の経過を一緒に診ていきたいと思います。

大阪あべのリンパ浮腫クリニック