☆2026年 新年あけましておめでとうございます☆

あけましておめでとうございます。

いつも大阪あべのリンパ浮腫クリニックに通ってくださっているみなさん、そして日頃から支えてくださっている医療機関・地域のみなさまに、心より御礼申し上げます。

当院は開院以来、「リンパ浮腫で悩む人を一人でも減らしたい」という思いのもと、保存療法と外科治療を組み合わせた“真の複合治療”を磨いてまいりました。通院してくださる方の増加にともない、セラピスト・看護師・医師・クリニックアシスタントなど多職種のチームも少しずつ人数を増やし、より途切れにくいサポート体制を整えてきました。

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その結果、2025年は 

      手術を     318件

     弾性着衣相談を  561件

     リンパドレナージを 533件

     セラピスト外来を  25件

           実施致しました。

2026年は、これまで以上に「待たせない」「続けやすい」リンパ浮腫診療をめざし、体制を大きくアップデートしていきます。

2月から:初診・手術枠の拡充について

これまで初診や手術まで半年程度の待機期間がありましたが、2026年2月より、医療体制の拡充により初診枠・手術枠を増やし、待機期間の短縮をめざします。

初めて受診される方の予約枠を増やし、受診までのハードルを下げます。

外科治療(リンパ管静脈吻合)の手術枠を拡大し、できるだけ早く治療へ進めるようにします

これまで「初診の受診までに時間がかかる」「手術までの待ち時間が長い」というお声をいただくこともありましたが、少しでも早く不安に寄り添えるよう、体制の見直しを進めてきました。2026年はその成果を、みなさんに具体的な形でお返しできる一年にしたいと考えています。

4月から:増床とステーション再編について

さらに2026年4月からは増床により、院内の動線と役割を見直し、次の3つのステーションに再編します。

 ・初診・手術ステーション

   初診外来 

   手術後の3か月目の評価 

   手術治療

 ・再診ステーション

   定期的な外来受診

 ・保存治療ステーション

   弾性着衣の相談・見直し

   生活上の相談  

   リンパドレナージ

   集中的な排液・圧迫療法

診療の流れをステーションごとに整理することで、

「どこで、誰に、何を相談すればよいか」が今まで以上にわかりやすくなり、

スタッフもそれぞれの役割に集中して、質の高いチーム医療を提供できると考えています。

最後に

リンパ浮腫は、どうしても長い付き合いになることが多い病気です。

だからこそ、“通い続けやすいクリニック”であること、

そして『“がんばりすぎずに一緒に続けられる治療”であること』を、これからも大切にしていきます。

あわせて当院では、リンパ浮腫診療が日本の医療現場にもっと広がっていくことも大きな使命だと考えています。

その一環として、

 ・クリニック見学や研修の受け入れ

 ・医療機関・行政・地域の勉強会などへの

  リンパ浮腫出張講座

 ⇒ご希望の方は 

  当院ホームページのお問い合わせ

大阪あべのリンパ浮腫クリニック|お問い合わせフォーム

   から連絡してください

といった取り組みも、2026年はさらに積極的に行っていく予定です。

現場で悩んでおられる医師・看護師・リハビリ職のみなさまと一緒に、リンパ浮腫診療の輪を広げていければと考えています。

2026年も、大阪あべのリンパ浮腫クリニックは

「リンパ浮腫とともに生きる毎日が、少しでも軽く、前向きになるように」

そして「リンパ浮腫診療を日本中に根づかせていくこと」を目標に、スタッフ一同で取り組んでまいります。

本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

大阪あべのリンパ浮腫クリニック

理事長 三宅ヨシカズ