☆第3回リンパ外科研究会☆

今日は 第31回日本形成外科学会基礎学術集会と一緒に開催された 第3回リンパ外科研究会に行ってきました。

オーストラリアのDr.SUAMIによる『マッコリー大学集学的モデル(ALERTモデル)による個人ケア主体のリンパ浮腫治療』についての講演では興味深い話が聞けました。

国が違えば、健康保険の制度の違いなどもあり同じ疾患でも治療方法の優先順位や治療の値段が大きく変わってきます。例えば、オーストラリアではリンパ浮腫で病院を受診し、ICGリンパ管造影検査やドレナージ治療を受けると、公的な保険は利かないようで、その日の会計は10万円程度になるとのことでした。

日本でも、治療院などではドレナージを受けても保険が利かない、弾性着衣の値段が高い、などリンパ浮腫診療の問題点はありますが、まだ恵まれているかもしれません。

大阪あべのリンパ浮腫クリニック