☆リンパ浮腫の患者さんは、いつ受診すればいいのか??
9月 8, 2021
リンパ浮腫の病期分類としては、国際リンパ学会の分類が広く普及している。
この分類、患者さん自身が『自分は〇期である』っていうのはなかなかわかりにくい。しかし、この分類ではっきりとわかるのは、がん治療でリンパ節を取ったらすでにリンパ浮腫0期である!ということです。
インターネットでリンパ浮腫の治療方法を検索すると、重症例では外科治療としてあるものもありますが、外科治療の方法にも、リンパ管静脈吻合(LVA)、リンパ節移植、脂肪吸引術などがあり、重症のリンパ浮腫だけでなく軽症~重症までのリンパ浮腫の状態によって適切な手術方法があります。
そのためにも0期のうちから、むくみの評価をしておくことが大切です。
がん治療でも、生活習慣病でも、虫歯でも、早期発見早期治療!!といわれているのと同じで、リンパ浮腫も早期発見早期治療が重要です。
大阪あべのリンパ浮腫クリニック