☆これまでの経験
7月 3, 2021
医師になって以来、形成外科医として地域の中核病院で臨床にたずさわってきました。これまでは、仕事中の事故による手指切断後の再接着や顔面外傷、皮膚腫瘍、眼瞼の手術、がん手術後の乳房再建、下肢の難治性潰瘍など、形成外科がカバーする疾患に対して幅広く診療にあたってきました。具体的な手術件数の一例をあげると、2020年末までに、手指再接着 872指、乳房同時再建 274件、下肢静脈瘤535肢など、非常に多くの手術をおこないました。
これらの診療と並行して2013年にリンパ浮腫の手術治療を開始しました。リンパ浮腫手術に関しても、これまでに100肢の手術をおこなってきましたが、まだまだリンパ浮腫の病態は奥深く、リンパ浮腫で悩んでいる方も多いです。
日本形成外科学会は、形成外科について、『身体に生じた組織の異常や変形、欠損、あるいは整容的な不満足に対して、あらゆる手法や特殊な技術を駆使し、機能のみならず形態的にもより正常に、より美しくすることによって、みなさまの生活の質 “Quality of Life” の向上に貢献する、外科系の専門領域です。』と説明しています。
今後は大阪あべのリンパ浮腫クリニックにて、これまでの経験を活かしてリンパ浮腫で悩んでいるかたの、『生活の質 “Quality of Life”の向上』に貢献できるように、最先端の治療を提供していきたいと考えています。
大阪あべのリンパ浮腫クリニック
三宅ヨシカズ