今日は、診療見学としてはこれまで最多となる、午前の外来診療1名　午後の手術２名、合計３名のクリニック見学がありました。

午前は、以前一度見学希望があったのですが、コロナの流行などでいったん取りやめになっていた看護師でリンパセラピストのSさん（写真撮り忘れました）です。大阪の総合病院で病棟勤務をしながら週１日だけリンパ浮腫外来でドレナージなどリンパ浮腫診療を行っているとのことでした。もっとリンパ浮腫のかたの役に立ちたい！リンパ浮腫診療をライフワークにしたい！という熱心な方でした。

午後は、形成外科医と皮膚科医のN先生夫妻です。形成外科医のN先生は、僕の後輩で、医師人生の中で最も長い時間一緒に手術をしてきた形成外科医です。皮膚科医のN先生ともリンパ浮腫診療について意見交換しましたが、一般的な病院勤務の皮膚科医としてリンパ浮腫に触れる機会はほとんどないとのことでした。

もう２０年ほど前になりますが、自分自身もリンパ浮腫に関して、大学の医学教育の中でもほとんど教えられることなく医師になったように思います。

もっと　いろんな科の医師、多くの医療者と、これまでの診療で得たリンパ浮腫に関する知識を共有できれば、より良いリンパ浮腫診療につながると思います。

大阪あべのリンパ浮腫クリニック