今日は堺市の総合病院から２名の見学者がありました。

リンパ浮腫療法士でリンパ浮腫外来もやっているSさんとリンパ浮腫研修の座学部分を履修終了しているYさんです。

なかなかリンパ浮腫の資格を取得しても、リンパ浮腫の患者さんに関われていない方が多い中、実際に院内のリンパ浮腫のかたをたくさんみられているようです。リンパ浮腫外来は、人手が必要な部分もあり、人数が増えることはいいことだと思います。

病院の看護師はリンパ浮腫の座学・実技講習を終えて、実際に病院でリンパ浮腫のかたに関わるとなったときに、身近に指導してくれる先輩が不在でいきなり独り立ちということもあり、不安や疑問を抱えながらということが多いという現状があります。そのような方も、当院での、ICGリンパ管造影検査や超高周波超音波検査、リンパ管静脈吻合手術を間近で見ることで、普段のリンパ浮腫外来での参考になればと思います。

より多くのリンパ浮腫治療者が最先端の手術療法を詳しく知ることで、リンパ浮腫患者さんのためになるように連携していければいいと思います。

大阪あべのリンパ浮腫クリニック